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2014/03/09
素晴らしいお天気が続いています。春を飛び越えて夏が来た、という感じ。

庭で昼食をとりましたが、パラソルから外れた私の席はいたたまれないほどの日差しなので、麦わら帽子を探してきて被りました。それもそのはず。日向に置いた温度計は30度を超す温度を示していたのです。

真夏でも庭で食事などはできないほど寒いときが多いのですから、この太陽の光は嬉しい。

夏服でもいられるし、セーターを着ていても大丈夫、というカラリとした天気。こういう陽気が好きです。


昼食の後は、森に散歩に行くことにしました。もう黄水仙が咲いているのを先週から見ていたので、たんさん花を摘もうというのが狙い。

さすが日曜日なので、森の小道の入口に止まっている車が目立ちました。わぁ~、すご~い! 暖かいのに誘われて、みんな出てきてしまったのだ~!

とは言っても、花摘みの前と後に森の中をドライブした30分くらいの間に見かけた車の数は十数台というところ。でも、大きな町に近いわけでもないのに、こんなに森が賑わっているのを見たのは初めてのような気がしました。


黄水仙の花畑



森の木々はまだ冬景色なのですが、黄水仙の花畑は広がっていました。

このあたり、今の時期にはあちこちに花畑が広がっています。たとえ近くに住む人たちが全員出てきたとしても、咲いている花を全部摘み取ることは不可能です!

 


シラー・ビフォリア

森には、小さな青い花もいっぱい咲いていました。



ずっとMuscari(ムスカリ)と呼んでいたのですが、正しい名前は仏語でScille à deux feuilles、日本語では学名でシラー・ビフォリア(Scilla bifolia)と呼ぶのだそうです。北海道などでは自生しているようでした。

ブドウの房のようなものが開いて鮮やかな青い花を咲かせるので好きなのですが、小さすぎるので花瓶にいけるのには向いていません。


春の訪れは2週間くらい早かった?

今週いっぱい晴天だそうなので、森の黄水仙はあと10日もしたら葉だけになってしまうのではないかと思います。もう、咲いている花と蕾が半々くらいの状態ですから。

写真アルバムで、黄水仙を森で摘んだ写真の日付を確認してみました。普通の年には、このくらい花が咲き誇っているのは3月下旬という感じがします。

つまり、今年は2週間くらい早く春が来たということになりますか?

まだ朝晩は肌寒いけれど、思い切って集中暖房のスイッチを切ってしまいました。この時期に暖房しなくて済むようになったら助かります。フランスでの暖房費といったら凄まじくて、どのくらいかかっているかなんて数字を見ない方が良いと思っているので、早く暖房を止めたらどのくらい節約になるのか計算はできません。

でも、こんなに良い陽気の春がある年の夏は、どうなるのだろう?

お年寄りに会ったら、「このツケはまわってくる」と言うだろうな...。でも、今年は暖冬だったとはいえ、雨や嵐が多かったので、ツケが回ってくるほど良い気候だとは言えないはずです。

このまま夏が続いて来てくれると嬉しいけどな...。

ブログ内リンク:
★ 目次: 森や野原に咲く春を告げる花々
★ 目次: 今年のミレジムは? (ブルゴーニュ・ワイン)


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カテゴリー: 四季、自然 | Comment (4) | Top
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コメント
この記事へのコメント
今年こそは良い年だといいですね
2009再来とは言わなくても、2006並を期待してます!
2014/03/12 | URL | albifrons  [ 編集 ]
Re:
v-22 albifronsさんへ

しばらく悪い年が続いてしまいましたものね。私も期待しています。でも、黄水仙が咲いた時期で比べてみたら、2011年に似ているように見えたので不安を覚えてしまいました...。
2014/03/12 | URL | Otium  [ 編集 ]
2011と同じですか・・・
やはり4の年のジンクスを打ち破って欲しいものですね
2014/03/14 | URL | albifrons  [ 編集 ]
Re:
v-22 albifronsさんへ

4の年のジンクスというものがありますか...。
2014/03/15 | URL | Otium  [ 編集 ]
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