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2009/06/30
先日、友人たちとワイン買い付け旅行に行ったのですが、その日の夜に泊まるB&B民宿がある村にさしかかったら、変なものが目に止まりました。

面白いものを見かけたときには写真をとってコレクションしているので、民宿到着後に写真を撮りにいきました。

箒が仲良く2本…

見ればすぐに何だかお分かりになりますよね?

書いてあることが読めれば、さらに明白!
「新郎新婦ばんざい!」

この道路の向かい側は村役場のような建物だったので、「ここが披露宴会場ですよ」という目印にするためのもののようでした。

見えにくいでしょうが、これは車の後ろに立てかけてあります。

日本だと、ホウキをこんな風に立てるのは「早く帰ってください」という印なんだけど...。

二人の写真を印刷すれば簡単にできてしまいそうな飾り。ハート型にはピンクの紙でも張れば良かったのに、省略してしまったようす。段ボールの箱を広げて作ったらしいことが折り目から見えてしまいます。

でも、なかなかのアイディア♪

- この日のことは続きがあります -


ブログ内リンク:
★ 目次: フランスに結婚に関する風習、夫婦・家族関係、生き方


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2009/06/20
前回の日記(クイズ: このS字マークは何でしょう?)でクイズを出させていただいたのですが、フランスに住んでいらた方々まで分からないとおっしゃるので、少し不安になりました。

こういうものが「何だろう?」なんて思うのは、普通ではないのかも知れない…。

でも、なぜか私は気になってしまったので、何枚か写真まで撮って持っています。

前回の日記に入れた写真のようにS字型ではなくて、他の形のもあります。

下の2つも、同じ目的のために壁についていました。

↓ X字型:

これは何のためにあるのでしょう?

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カテゴリー: 建築物 | Comment (10) | Top
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2009/06/17
フランスを旅行したとき、こんなものに目が止まったことがある方はいらっしゃいませんか?



正面の壁の右下にあるSの文字です。

あれ?...
Sって、何か意味があるのかしら?…


こんなのもあります。

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カテゴリー: クイズ | Comment (8) | Top
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2009/06/07
「聖母マリアのハート」と呼ばれる花

フランスで出会ってきれいだなと驚いた花に、Cœur de Marieというのがあります。

Cœur de Marie

Cœur de Marieとは、直訳すれば「マリアのハート」。キリストの母上マリア様の心臓の形をしている、というイメージなのでしょうね。ピンク色が美しくて、ハートはふっくら膨れています。

Cœur de Marie

バレンタインデーの飾りにしたいような花ですが、時期は違うのです。この花がフランスで咲くのは、4月か5月ころです。

お花というには不思議な形をしています。しっかりアップ写真に収めたいと思っているのに、毎年見とれているだけで、まともに写真をとっていませんでした。今年も、花は終わってしまっています。

この花をアップでご覧になりたい方は、こちら:
☆ Wikipédia: Cœur de Marie


キリスト教文化なんだな...

なぜマリア様? と思ってしまうのですが、この可憐なハート型は、キリスト教文化圏ではマリア様を連想させるのでしょうね。

ピンクでなくて、まっ白い花のもあります。マリア様に受胎告知をしたシンボルはユリの花なので、それもしっくりきます。

「聖母マリアの心臓」という名前だし、フランスで出会ったので、とてもフランス的な花だと思っていたのですが、全然違っていたのでした!

日本の神社で開かれていた牡丹市に行ったとき、出口に売店があって、「中国の・・・」と付いてこの花を売っていたのでびっくりしてしまったことがありました。フランスの花情報を見ると、どうやら、原産は中国とか韓国のようです。

その時、なんという名前で売っていたか記憶が残っていません。


「聖母マリアのハート」は、日本では何と呼ぶの?

Wikipédiaでは、Cœur de Marieから日本語ページにリンクしていません。書きながら気になってしまったので調べてみたら...

日本では「タイツリソウ(鯛釣り草)」あるいは「ケマンソウ(華まん草)」、と呼ぶようです。

  
* 写真をクリックすると、売っている店の説明が見れます。

楽天市場で「タイツリソウ」と「ケマンソウ」で検索してみた結果

「タイツリソウ(鯛釣草)」と呼ぶのは、鯛をつるしたような形に見えるから。

「ケマンソウ(華鬘草)」という名は、仏前に飾る「華鬘(けまん)」という荘厳具に似ているからなのだそうです。

「華鬘」とは、こういうものだそうです ↓



下に垂れているのは飾りで、上の団扇(うちわ)の形からケンマソウと名付けたようです。似ていると言えば似ていますけど...。

フランスではキリスト教に結びつけ、日本ではご馳走の鯛や仏教に結びつけてしまうのが面白いと思われませんか?

追記(2015年5月):
ケマンソウについて、また気になったことができたので記事を書きました:
「聖母マリアのハート」の不思議 2015/05/07


「法王のコイン」と呼ばれる植物もある

結局、物の名前は身近なものから連想して付けるものなのでしょうね。

そういう例は限りなくなるのでしょうが、思い浮かぶもう一つの植物は、ドライフラワーで使われる「法王のコイン」。

Monnaie du pape

葉のような形をした実が乾燥すると、薄っぺらい銀のコインのように見えるようになります。

フランスでは法王のコインに例えるから価値がでるのではないでしょうか? 日本では、これまた見たことがありません。

WikipédiaでMonnaie du pape(法王のコイン)を検索すると、Lunaireが出てくるのですが、こちらも日本語ページへのリンクはなし。

どうやら、日本語ではルナリアと呼ばれているらしい。


ルナリアのタネ(マネープラント)Lunaria annua

マネープラントと呼んでしまったら、あまりにも味気ないではないですか?...

「小判」という表現もありましたが、これは日本的でおもしろい! 法王が持つお金には結びつけていないように見えました。

追記 (2015年4月):
コメントをいただいて知りました。「法王のコイン」とフランスで呼ばれる植物は、日本では銀扇草、大判草、合田草と呼ばれるそうです。なんと、日本へは、明治時代に版画家の合田清氏がフランスから導入したのだそうです。

情報リンクを書き足しました。フランスで「Lunaire」と呼ぶ植物には2種類あって、法王のコインの方は学名がLunaria annuaでした。

フランスではmonnaie-du-pape(法王のコイン)と呼ぶのが一般的ですが、herbe-aux-écus(エキュの草)、médaille-de-Judas(ユダヤのメダル)、satin blanc(白いサテン)とも呼ばれるそうです。.


* * * * * * *

時期外れの植物のお話しを書いたのには、理由があります。

ロバのことで、これも「ところ変われば...」なのかな、というのがあるで書こうと思ったのですが、それの前置きなのです。

- 続く -


ブログ内リンク:
「聖母マリアのハート」の不思議 2015/05/07
★ 目次: フランスで感じるキリスト教文化

外部リンク:
☆ Wikipédia: Lunaire annuelle, Monnaie-du-Pape
☆ GKZ植物事典: ギンセンソウ(銀扇草)
ゴウダソウ(ルナリア) [合田草]
☆ 東京文化財研究所: 合田清


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2009/06/04
欲しい食べ物があったので朝市に行ったら、それを作っている農家のコーナーが閉まっています。がっかり...。同じ食材は朝市で売られているのですが、でも、もう10年以上この農家と決めているので、他のは買いたくない。

なければないで良いのですけれど...

レストランで昼食しながら、農家まで買いに行ってしまおう、ということにしました。お天気が良いので、田舎の散歩にもなるし。その日は、夜にコンサートに行くまでの時間が暇だった、ということもあります。

とても美しい村にある農家なのですが、いつも朝市で生産物を買えるので、もう久しく行っていませんでした。

村までは高速道路も使えるので、車で30分くらいで行けるように思っていたのですが...


村は、ちょっと買い物というのには遠かった...

1時間くらいかかって到着。

でも、起伏のある美しい森や牧草地帯のドライブは楽しめました。

村外れの集落の、ここら辺だったというところに行ってみたら、直売の看板がある。良かった、と思ったのですが、お留守のようす。普通、農家って、誰かしらいるものなのですけど...。

待ちながら、お家のまわりをウロウロしてみました。

こんなにきれいな所だったかな...。いいな、こんな良い眺めを毎日見ながら生活できて.. という景色。

集落から村を眺める

お家の正面からは、丘の上にできた中世から続く村が見えます。中世には敵から身を守るために、丘の上に村ができていることが多いのです。右手は、お城と教会の尖塔。

そこから目を転じると、お庭。

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2009/06/03
珍しいコンサートがあるからと誘われました。Louis Dietschという人が作曲したミサ曲が演奏されるとのこと。

ディジョン生まれの Louis Dietsch

ブルゴーニュの行政中心地ディジョンで生まれ(1808年)、パリで活躍した人とのこと。作曲家というよりは、パイプオルガン奏者としての方が有名だった人らしい。

この日のコンサートで演奏される彼のミサ曲が演奏されたのは百年余り前なのだそう。それが演奏されるのはすごいからコンサートに行く! と、地元の友人たちが言うので、私も行ったのでした。

この曲を録音したCDも存在しない。たぶん死ぬまでに二度と聞けない曲だ、と言われました。

Dietsch? そんな人知らない?
ごもっともです! フランスでもほとんど知られていない人です。誰なのかを紹介したサイトをリンクしたかったのですが、見つかりませんでした。せめて生まれ故郷の町でコンサートをするのは意義あることです!

そもそも、フランス人でも名前をどう発音するのか確信が持てないそうです。物知りの友達が「ディッチ」と言っていたので、そうらしい。字面からいって、アルザスの名前なのだろうとのこと。

とはいえ、Dietschが生まれたディジョンには、彼の名前が付いている通りがあります。その通りに彼が生まれた家があって、そこにはディッチの彫像があるとのこと。

これもまた、注目する人はほとんどいないと思いますが、コンサートの前に見に行ってみました。

Louis Dietschの生家

本当だった・・・。

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2009/06/01
数日前の日記で、バイカウツギ(仏語でスランガ)という香りの良い花のことを書いたのですが、今の時期から夏にかけて、もう一つ香りの良い植物があります。

フランス語でchèvrefeuille(シェーヴルフォィユ)と呼ぶ、ツタになって生える植物。

長ったらしい名前ですが、一度聞いたら思えてしまったと思います。シェーヴル(山羊)とフォィユ(葉)を組み合わせただけの単語ですので。

日本語ではスイカズラと訳すのが普通だと思います。

私がシェーヴルフォィユという名前を覚えたのは、トリスタン・イズー物語 (ワーグナーのオペラの題名だと、トリスタンとイゾルデ)でした。

初めてフランスに留学したときに親しくなった大学生が、ペーパーバックの本をお餞別にくれたのでした。

恋の妙薬を飲んで恋に落ちたトリスタンとイズーは、最後には死ぬのですが、スイカズラになって二人の愛は永遠に結ばれるという結末。

スイカズラがどんな植物なのかは想像できないでいました。


フランスで見るのは、次の2種類があります。

まず、黄色と白の組み合わせ。



白い蕾が開いて白い花が咲くのですが、そのうち黄色みをおびてきて、最後には金色といえるほど黄色い花になってしまいます。




それから、赤い色も混ざった花が咲くのもあります。
... というか、蕾のうちして赤い。

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カテゴリー: 植物 | Comment (8) | Top
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