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2012/04/06

シリーズ記事 【スペイン、パラドール巡り旅行】 目次へ
その6: Málaga gibralfaro


私がよけいなことを言ったために、スペインで2泊目に利用することになったパラドール...。ごめんなさい!

アンダルシアを旅行しようということになって、宿泊先のプランを練っていたとき、「1日は海が見えるホテルに泊まりたい」と私が主張したために選ばれた宿なのでした。

この日の走行距離は1,000キロくらいになりました。

ひたすら走る1日。
車に乗っているのも辛かったけれど、運転している人はなお可哀そう...。前日に暴飲暴食でくたびれていたのですから、なおさら...。

ようやく目的地に近くなったので、ほっとしたら、そこからが海沿いのジグザグ道という難路...。

それでも、強行軍だったおかげで、一気に目的地のアンダルシア地方に到着することができました。

予約していたホテルに到着すると、あぁ、ここは来たことがある...、と思い出しました。昼食を食べるために立ち寄った記憶が戻ってきたのです。

そのとき、夏の日差しを味わいながらレストランのテラスで食事したことに満足したかもしれないけれど、「ここには泊まらなくて良かった」と思ったのではないかな?...


マラガ・ヒブラルファロのパラドール

城や修道院のような歴史的建造物のパラドールを利用する、というのが私たちのホテル選びの条件でした。

このパラドールは、古城の横に作られたホテル。それで、歴史ある建物に泊まるという雰囲気は味わえないだろうと覚悟はしていました。



☆ ホテル情報: Parador de Málaga Gibralfaro

遠くに海が見えるのは好きなのですが、部屋のベランダに立ったときに見えるのは、美しいとは言えないマラガの港と、コンクリートのビル群...。



中央にある丸い部分は闘牛場です。近代的なマラガの街が見えるのは無視して、海が見えるのは嬉しいではないか、と自分に言い聞かせる! この景色の手前にはホテルの庭に咲くブーゲンビリアの花があったし、乗り出して左の方を見れば海だけの風景だったので。

夕方には、鼓笛隊の音楽が聞こえてきました。

今回のスペイン旅行で、あちこちで出会った今の時期のイベントなんだ、と気がついたのでした。先日の日記でクイズにしたテーマです

祭りの音楽は良いのだけれど、高台にいるだけに、港からあがってくる騒音が耐え難い不快感になりました。朝から晩まで車に乗っていた日だったので、なんでも良いから静けさが欲しかったのに...。

このホテルは立地条件が悪すぎる...、もう二度来ないぞ~、と思いました。

海の近くを中継地にしたので、新鮮な海産物を堪能できるだろうと思っていたのに、これも期待外れ。

ホテルのレストランで夕食をとったのですが、どれも不味かった...。気取って料理を出してくるだけのこと。大食漢の友人たちも、メイン料理にはほとんど残していました。

もっとも、その後には「毒殺食事」と呼んで話題にしたので、楽しい思い出にはなりました!


城の廃墟で朝の散歩

翌朝はパラドールに隣接している城の跡に行きました。大したものは何も残ってはいないのですが、公園をのんびりと散歩できたのは気に入りました。



温暖な気候は嬉しい。緑が多いと、下界からあがってくる騒音も気にならない。

元気を出して、次の目的地に向かいました。

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