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2013/01/06
キノコといえば、トリュフを始めとして野生のものが珍重されるのですが、栽培されていても素晴らしい味なので驚いたキノコがあります。


ピエ・ブルーというキノコムラサキシメジ



名前は「pied bleuピエ・ブルー)」。ピエ(足)とブルー(青)を組み合わせているので覚えやすい名前です。

つまりは足が青いキノコとなるわけですが、青というより紫色をしています。

食感が素晴らしいのです! 身がしまっていて歯ごたえが良いところはマツタケを思わせます。

見ても美味しそうではないでしょうけれど、ほうれん草のバター炒めと一緒にのせた料理の写真を入れておきます。



野生のピエ・ブルーもあるようです。栽培されているのですが、冬の間にしか食べられません。さらに、これを栽培している人は非常に少ないので、めったにお目にかかりません。

このキノコに出合ったのは3年か4年前のことなので、まだ10回も食べていないと思います。去年は食べそこなってしまいました。今年は食べられるかな?...

調べてみたら、日本語ではムラサキシメジと呼ぶようです。それなら日本の方が手に入りやすいのかと思って検索してみたら、栽培者はいるようなのですが市場に出ているのが見つけられませんでした。

その代わり、フランス産のピエ・ブルーはネットショップで扱っていました。


「ピエブルー」を楽天市場で検索

2つ並べてみたのですが、ほとんど同じキノコには見えないのですけど...。

フランスの植物図鑑サイトを眺めてみたら、ピエ・ブルーの色は微妙に色々あるようでした。


紫色のキノコを見たことがあった

ブルゴーニュの中央にあるモルヴァン地域(Morvan)の森で見つけたのです。

モルヴァンは山が多くて、雨も多い地域。それでキノコがよく生えるとして知られています。そこにあるホテル・レストランのシェフが野生のキノコに情熱を持っていて、お得意さんをキノコ狩りに連れていってくれたことがありました。

私はお得意さんではないのですが、初めて行ったときにシェフと話しがはずんで、少し先にキノコ教室をするから参加しないかと誘われたのです。

お料理レッスンまでついて参加費は無料というので、お礼も兼ねて2泊しました。

キノコがどこにあるかもシェフは知っているからでしょう。おもしろいほどよく採れました♪



毒キノコもとってしまって、レストランの庭にある2つのテーブルで、食べられるキノコと食べられないキノコに分類しました。



色々とキノコについて教えてくれたのですが、その中に紫色のキノコがあります。

もう数年前のことなので、この紫色の名前は忘れてしまっています。

感激したキノコ教室だったのですから、ちゃんとブログに書いておけば良かったのに、200枚くらいとってしまった写真を整理できないうちに日がたってしまったので、この日のことは少ししか書いていませんでした。

見た目はどきついのだけれど美味しいのだ、と説明された気がします。 その日の料理に使ってもらって味見したかもしれません。

紫色のキノコをアップにしてみますね。



足が紫とか青いとかいうのではなくて、全体的に鮮やかな紫色でした。野生のムラサキシメジというのでもないだろうな...。


追記(2017年8月):

この紫色のキノコは「コムラサキシメジ(学名 Lepista sordida)」だ、とコメントで教えていただきました。
フランスでピエ・ブルーと呼ぶムラサキシメジと同じムラサキシメジ属。フランスでは「小さなピエ・ブルー(Petit pied bleu)」とも呼ぶそうですが、採れる地域は限られているようです。



もう1つキノコの見学をしたときのことを書いていなかったのを思い出したので、その話しを次に書きます。

 シリーズ記事: フランスのキノコ


ブログ内リンク:
【シェフとキノコ狩りをしたときのことに触れた過去の日記】
トリュフと卵の関係 2007/10/08
森に生えるキノコが昔のように採れなくなった理由は?  2008/11/03

★ 目次: フランスで食べるキノコ
★ 目次: 食材と料理に関して書いた日記のピックアップ

情報リンク:
☆ Wikipedia: ムラサキシメジ
Photos : Pied bleu
☆ Mycologie: "Les Bleus"
コムラサキシメジ
Lepista sordida


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コメント
この記事へのコメント
このキノコの名前は
通りがかりで失礼します。
この紫のキノコ、コムラサキシメジと日本では言います。ムラサキシメジと近い仲間ですが、味はコムラサキシメジの方がずっといいようです。いつか食べてみたいと思いつつ、そう思うと中々出会えません(^^; でも、結構あちこちに生えてるようです。
フランスのムラサキシメジはちょっと日本のと感じが違いますね。勉強になりました。
2017/08/19 | URL | 通りがかりなキノコ好き  [ 編集 ]
Re: このキノコの名前は
v-22 通りがかりなキノコ好きさんへ

コムラサキシメジだと教えてくださって、どうもありがとうございます!♪

このキノコ狩りの後はレストランの調理場で料理のデモンストレーションと試食があり、写真は残っているのですが、味がどうだったかは忘れてしまいました。残念...。

朝市に出店しているキノコ栽培農家では、ムラサキシメジを冬には売っていたのに、何年か前に栽培を止めてしまいました。最近はシイタケの栽培も止めた感じがするので、がっかりしております。
2017/08/20 | URL | Otium  [ 編集 ]
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