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2020/01/10
狩猟が解禁される冬には野生動物のジビエが食べられるので、ほど遠くないところにあるレストランに行くことにしました。

イノシシのテリーヌが気に入っていた庶民的なレストラン。久しぶりに行くので、まだ同じか不安。インターネットでレストランの評判を調べたら、ボロクソに貶しているコメントばかり。

それなら、同じ町にある別のレストランでジビエ料理を食べようと思ったのですが、店の前に出ているメニューにはジビエ料理がなくて、普通のフランス料理しかないらしい。

それで、ネットで評判が悪かったレストランに行きました。イノシシ料理づくしの定食があるというのです。店の様子は以前に行っていた頃と何も変わっていない。

一緒に行った友人はイノシシ定食をとりましたが、食欲が余りなかった私は、とりあえずイノシシのテリーヌの前菜をとることにしました。

料理を待っていた間に、お給仕の人がフライドポテトを別の客に運んでいました。私の好物なのです。美味しそうにあがっている感じ。それで、お給仕の人を呼び止めて、フライドポテトを付けてもらえるか聞いてみました。食欲がないから前菜だけにしたわけですが、イノシシのテリーヌだけを食べるのも寂しいので。

運んでいたのは、ビーフステーキの付け合わせのフライドポテトだったのだそう。単品でもらえるかと聞いたら、問題ないとのこと。

運ばれてきた前菜です。

手前に映っているのが私の料理。向こう側は友人がとったイノシシ定食の前菜。



ありふれたポテトフライなのですが、このザルのような容器が気に入ったのです。私には立派な食事になるボリューム。冷たい料理に熱々のフライが付いているので、私にはパーフェクトな1皿料理。

友人は、私のテリーヌの方が薄く切ってあると観察していました。「食欲がない」と言ったからなのかな? ともかく、お勘定ではポテト代が加算されていなかったので良心的だったと思いました。


大した料理を食べるのではないので、お手軽価格のブルゴーニュワインを選んでいました。オート・コート・ド・ニュイのオーガニックワイン。



知らないドメーヌなのですが、苗字が「ot」で終わっていると、生粋のブルゴーニュ人だと判断するのです。文句のつけようもない美味しいワインでした。

このワインは28ユーロ。ドメーヌのサイトを見ると、直売価格は17ユーロとなっていました。フランスのレストランでは、直売価格の3倍にしているのが普通なので、このレストランは非常に良心的。

一度、日本で安いブルゴーニュワインを買おうとしてデパートのワイン売り場に行って、オート・コート・ド・ニュイが欲しいと言ったら、1万円近い値段だったのでした。ブルゴーニュで買おうとしたら、せいぜい1本が2,000円ランクのワインなのです。ひぇ~、高い!と驚いたら、店員さんに嫌われて姿を消されてしまったことがありました。


友人が選んだ定食のメイン料理です ↓



少し味見をさせてもらいました。

肉料理に乗せてあったのが見たことがないキノコ。お給仕の女性は、シェフはハンターだと言っていたので、野生のキノコだったのだろうと思います。なんだったのかな? 聞けば良かった...。特別に美味しいというわけではなかったのですが、エノキダケのようで珍しかったのです。


デザートを注文するつもりでいたのですが、フライドポテトを付けてもらっていたのでお腹はいっぱい。

それで、友人の定食に付いてくるデザートをつまみ食いするだけにしたのですが、出てきたデザートは大きかったので、それで十分でした。

イル・フロッタントというデザート。



手作りデザートなのが分かります。なかなか美味しかったです。

というわけで、この食事代は、ワインを除けば、私が食べた料理のお勘定は12.5ユーロだけ。つまり、1,500円くらい。

満足した食事になったので、ネットであれだけ貶されていたのか分からない...。

このレストランで以前にイノシシのテリーヌを食べた時のことをブログで書いていたので、何か変わっているかなと写真を眺めたのですが、皿の形が今のフランスで流行っている四角になっただけではないかと思いました。

イノシシのテリーヌ
ジビエを食べたレストランの料理 2005/11/08


本当は、キジのような野鳥の料理があったらメイン料理としてとるつもりだったのですが、この日のジビエとしてはイノシシしかなかったのでした。シェフがハンターなので、その時の獲物で出す料理が限られてしまうとのこと。

お給仕をしてくれた女性とのおしゃべりで、一口だけ味見させてもらって美味しさに感動したことがあるベカス(ヤマシギ)の話しをしたら、たまに入ることがあるとの返事をされました。

ヤマシギ

フランスで食べられるとは思っていなかった。「でも冷凍ですよ」と言うので、外国から輸入することがあるということなのかも知れない。それでも、ベカスが食べられることがあったら電話して欲しいと言いたくなりましたが、頻繁に行く客でもないので遠慮しました。


ところで、フランス人並には食べられないのが問題の私。食欲がないときには、前菜2つ、あるいは前菜とデザートにすることが頻繁にあります。それでも、いくら高級料理店でも嫌な顔をされたことは一度もありません。パリを1人で旅行する時以外は、誰かと一緒に食事します。私と一緒にレストランに入った人たちはマトモに食べるので問題がないかもしれませんが。

ところが、日本のイタリア料理店で、パスタだけ注文した親子が店員にコテンパンに侮辱されたという話しがあったので、日本では気を付けないといけないのかな、と思いました。東京にいるときには、1人でレストランに入ることが多いので。

その話しについて:
小食の人を侮辱するレストランが日本にはあるの? 2020/01/13

ブログ内リンク:
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コメント
この記事へのコメント(ブログ管理者の承認後に表示されます)
フランスの料理はとにかく量が多かったですね。
とても食べられないので、二人で前菜1主菜1とかでした。
嫌な顔はされませんでした?が、日本人はそうだよねーと言われました(笑)
日本の高級店だと、嫌な顔をするところが確かにありそうです。
2020/01/10 | URL | albifrons  [ 編集 ]
Re:
v-22 albifronsさんへ

>フランスの料理はとにかく量が多かったですね。

やはり、そう思われましたか(笑)。昔に比べれば、最近はずいぶん軽くなっていると感じているのですけど。

フランス人が中華料理店で食事するのは安いからで、ボリュームがなさすぎると文句を言っています。レストランを出るとき、入っていった時と同じにお腹がすいていた、なんて言うので笑ってしまいます。

フランスのレストランでは料理を分け合って食べるという習慣が全くないらしいのですが、私は親しい友人たちには定着させてしまいました。大食漢の人たちにとっては、私が食べきれない料理も食べられるということで喜んでいるみたい。

そんなことをしていても、レストラン側から嫌な顔をされたことはありません。皿を下げる時に、皿の場所が入れ違っていると、私が残した料理を相手が平らげたのだろうと分かって面白がったりされたことはありますが。友人がデザートを1つ取って、私は味見する程度で良いのだと言うと、スプーンを余分に1個持って来てくれます。

>日本の高級店だと、嫌な顔をするところが確かにありそうです。

日本のフランス料理店はやたらに気取っているので楽しくないです。食べ終わった時に置くナイフとフォークの位置まで「違う」と言ってきたりするのなんかは信じられない! 食べ終わったのかどうか分からないというのが理由だそう。もう食べるつもりがないのか聞いてくれば良いだけのことなのに。
2020/01/10 | URL | Otium  [ 編集 ]
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